本日2.20東京7R1勝クラスをバニシングポイントとの叩き合いを制し見事勝ちました。
パドックの気配は抜群ですし馬体重もこれまでと違い減らさず、むしろプラス2kgでの出走となりました。
全てにおいて成長していますね、ノワールドゥジェ。
レースでは抜群のスタート。
戸崎騎手も控えずドゥジェに合わせたポジション取りで無理をしていません。
気合いも乗った感じで追走していき自然と3番手。
逃げ馬が突き放しますが前走と同じパターンでノワールドゥジェも戸崎騎手も全く慌てる事もありません。
逃げ馬は速い流れにしますが2番手以降はミドルペースくらいでしょうか、ノワールドゥジェは余裕で道中進んでいきます。
そして最終コーナーで戸崎騎手はエンジンを吹かしていきます。
ここがポイントですよね。
2着だったバニシングポイントの鞍上はルメール騎手。
ルメール騎手といえば東京の直線ギアを段階的に上げていくタイプの騎手ですが、ノワールドゥジェ&戸崎騎手の早仕掛けを見たからなのかルメール騎手も早めにギアを上げています。
これこそノワールドゥジェの舞台であり、早めに動いて後続の脚を削ぎ自らの脚は粘りに粘るハーツクライの真骨頂です。
戸崎騎手もその辺りは流石の騎乗技術でした…私が言うのもおかしな話ですが完璧な競馬だったと思います。
この渋さ溢れる勝ち方は派手さが無いのですが上のクラスではめちゃくちゃ重要な要素だと思うので、春の東京開催は凄く楽しみです。
これで東京は【2.2.2.1】ですが、4着以下の1は芝2400でしたからね。
東京の芝1800~2000は恐ろしい程の安定感です。
来年のヴィクトリアは芝1800でよろしくお願いいたします!!
ノワールドゥジェ自身脚を溜めるポジションが前になってきているので、ハーツクライ産駒らしい成長をしていると言っていいのでは。
あの受け身ながら交わされても諦めず脚を最後まで絞り出す力は凄いと思います。
相手の気持ちを折るその長い末脚は大きな大きな武器です。
今後も無事にいってほしいです。
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