2020.4.11(土) 阪神7R 4歳上1勝クラス グランデストラーダ 1着
ハーツクライ×フレンチデピュティはトウカイセンス、アドマイヤエイカン、ミュージアムヒル、デルフィーノと芝で活躍した馬が多数います。
しかも距離は芝1200~芝2400での勝ち鞍もあるというマルチプレイヤー。
そこにダートで2戦して今回1勝、前走は重馬場で今回は良馬場とさらにマルチプレーヤーが顔を揃えた血統。
実はこのハーツクライ×フレンチデピュティはここ2017年以降のダート条件のみですが、「6-6-5-32/49」という成績で内牝馬は2勝。
複勝率は35%ですから優秀です。
同じ牝馬でブルーハワイアンがいますがこちらはダ1200の勝ち鞍がありますが、またマルチプレイヤーの片鱗が出てきますね。
グランデストラーダは今回498kgで見た感じはちょっと太いというより緩いかなといった印象ですが、大きく丸みがあって気持ちの面でも状態は良さそうでした。
坂路での時計も優秀で本格化に近づいているのでは。
前走も今回もスタートはほんの少し遅れるのですが、すぐに二の脚が利いて楽に先行できます。
今回は乾いた馬場でしたが、全くモタモタすることなく2番手へ。
ダートに変えてから鞍上を新しくしたのも過去のイメージを持たせない事で良かったと思いますし、継続騎乗で鞍上も自信が垣間見える逃げ馬へのプレッシャーを積極的にかけていきます。
後ろが動き始めた1000m通過辺りで逃げ馬を早々に飲み込もうとする手応えでした。
直線に入って全くバテずに伸び続け、上がりだけで0.8秒突き放す快勝。
ペースが緩んだ1000m通過辺りで早めに逃げ馬に並び、長く脚を使うハーツクライの特性を引き出す展開にした鞍上も流石ですが、それに応えたというか応えすぎる程の脚を使ったグランデストラーダ強かったです。
全く異なる馬場で流れも違ったのですが、しっかりレースに参加するだけでなく支配するかどうかまで持っていける能力は前走見せていて今回は完全に支配しました。
先行できる強みはペース遅ければ逃げ馬を突っつく、ペース速ければジッと脚を溜める事が出来ますしグランデストラーダ自身それを前走今回やってのけましたからレースを支配する力があり今後も強い競馬が見れると思います。
もっと頭数が増えた時、強い同型がいた場合などの課題は当然ありますが、あの余裕っぷりからして2勝クラスは問題なさそうに感じます。
ゆっくり休んで次どんなレースになるか楽しみです。
※好き勝手なこと書いてしまい関係者の方、出資者の方、気にされましたら大変申し訳ありません。
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