私は今33歳で馬券を買い続けて13年になるのですが、馬券を買い始めてから変わらない軸があります。
それは「精神的に傷付かない買い方」です。
例えば応援してる馬の単勝を必ず買う、というものだったりするのですが負けても無条件で買うと決めていると後悔しないんです。
お金は大事ですし、決して自分の生活を脅かすような競馬の付き合い方は個人的に良くないと思っているので、少ない額でも後悔の無いように楽しみたいんです。
だから私は競馬=応援というスタイルを軸にやってきました。
ただひたすら「精神的に傷付かない買い方」を繰り返していると、違うものが見えてきました。
それは1頭を追いかけていると自然と周囲の馬の知識が付く、というものでした。
正直無作為だったり全レース買っていると、私はその日の競馬で何を得たか整理出来なくなるんですよね。
すると今後の競馬や馬券に繋がらず、薄っぺらい記憶の中で競馬しているだけでイマイチ面白みに欠け、馬券も当たらないのに気付きました。
じゃあ当たる時はというと、応援している馬が勝ったレースは何度も見るので2着や3着だった馬、不利を受けた馬、条件が合わなかった馬など他にも目が行き、そういう馬が勝ちそうだなって時が来るんです。
それは前回「1頭の馬を追いかけると見えるもの~Part1~」で書いたパトロールビデオを見直す事に繋がっているのですが、非常にレースに対する熟考さが違うんです。
これを繰り返すと、どんどん追いかけたくなる馬が新たに現れ、どんどん自分の頭の中の競馬情報が足されアップデートされていきます。
皆さんにも新聞の馬柱を見ただけでピーンと来る時があると思うんですが、もしかしたらよく見ている馬だったりするのでは…むしろよく見てないとピーンと来る事は無いのかなと思います。
私はたまにあります。
金曜夜帰って競馬新聞を眺めていると急に1頭の馬に止まり、相手関係も見ずに「これだ…」ってなる時があります。
もちろんその後に相手関係やら条件やら騎手やら見ますが、結局たくさん確認しても最初にピーンと来た馬を選びます。
心理的にピーンと来た馬から他の馬に変えると後悔するからかもしれませんが、個人的には結構頭で来るイメージなんです。
相手関係見てるうちに自信が薄れるようなら買いません。
その辺りの判断は個人になると思いますが、自信が薄れた時はやっぱり来ないイメージです。
これはあくまで私のやり方であり、全レース買っても成長がなかった自分を見直してから1頭の馬をおいかける事を始めたんです。
たまたま自分にフィットしただけかもしれませんが、1頭だけでも追いかけるのを個人的にはオススメしたいなと思い書いた次第です。
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