一口馬主を始めると自然となるものが「１頭の馬を追いかける」ということ。
一口馬主をやられてる方は自然とそうなりますが、意識するとまた違った面が見えると思います。
それは競馬のドラマ性であったり、馬券的な面も、パドックの面も、コース適性の面も、馬場状態の面も、血統の面も、騎手の面も、厩舎の面も勉強になるのでオススメです。
特に興味ないと思いますが、私が10年以上前からやっている事を書きます(笑)
これは以前馬券の為にやっていたのですが、継続している内に馬券に興味が無くなり単に様々な競馬の事を知る喜びに変わり現在も継続している話になります。
追いかける馬が出走した時、私がやっている事を書くのでもし参考になれば幸いです。
パドックは見えるものだけでも良い
私は沢山追いかけている馬がいるのですが、まず大事なのはパドックです。
どこを見ればいいのか分からないとよく聞きますが、追いかけている馬の雰囲気を覚えるだけで充分だと思います。
それは記憶力勝負になるのですが、今はパドック映像も過去のものが見れますから無理して覚える必要はないです。
パドックで煩い、汗をかく、キョロキョロする、もっさり歩く等マイナスイメージのある周回をする馬でもそれが「本調子」の場合だってあるんですよね。
汗をかいてるのはいつもの事っていう馬もいます。
汗かいてないと逆に静かで調子落ちてる事はあるでしょう。
それを知らなかったら汗かいてる馬を買い目から外す、なんて事が起きると思います。
これは特定の馬を追いかけているからこその賜物で、馬券的な面で役立ちます。
今は競馬場に行けないので雰囲気だけ覚える、それだけで充分です。
私はパドックに張り付いて蹄鉄とか馬具の変更の有無なんかを見ていました。
踏み込みがとか、硬さとか、筋肉の張りがとか見極める事が出来るのは少人数かと思いますが、見て分かる所や比較は誰にでも意識すれば実行可能かと思います。
特に馬券的な面で言えば、勝負レースに出走する馬の前３走程度のパドックを見ておくと何か役立つ情報がピックアップ出来るかもしれませんし、気にしていなかった馬のパドックを見直す事で新しい発見があり、追いかける馬が増えるとなお良いです。
パトロールビデオを見直す
レース後に再度反省会としてレースを見直す方は多いと思いますが、パトロールビデオを見直す方は結構少ないのかなと思います。
現地観戦もテレビ中継も、全馬全体の動向位置取り不利を確実に見る事は出来ません。
だからレース映像を見返すと思うのですが、レース映像も全て映る訳ではないのでオススメはパトロールビデオです。
ラストの直線で前が詰まったから次は買いだな…なんて誰でも気付く場合もありますが道中の不利、不利とは言わないものの狭い場面があった…逆でレース中内で狭そうだから引っ掛かったんだなと思ってパトロールビデオ見ると外の馬と距離あって狭くないのに引っ掛かった場合もあります。
つまり詳しい状況を見ずにレース分析をするのはもったいないです。
なんなら私は通常のレース映像とパトロールビデオを同時に流して見てます。
これ結構オススメです。
横からと上からの映像を同時に見ると騎手の癖と言いますか、キーポイントでどこを見ているかとか顔の動きも限界はありますが確認出来たりします。
逃げ馬を最初追いかけてスッと下げて逃げ馬の後ろに入る乗り方をする騎手、そのまま逃げ馬を横から追いかけ無駄にハイペースを作り出す騎手とか…自分なりに勉強出来る材料なのがパトロールビデオです。
横からの映像だと逃げ馬を真横からプレッシャーかけている様に見えて、パトロールビデオだと１頭分距離置いてたり気付かない部分が見えたりするんです。
逃げ馬にプレッシャーをかけるなら真横に行きますが、距離を置いてたら単に引っ掛かっただけなのかと分かる場合もありますし、引っ掛からない様にわざと距離を置く騎手もいますから、次の馬券とか出資馬なら課題なんかも見えてきます。
パトロールビデオを見直すと騎手の動きが一番印象に残るかなと思います。
先日ソニックベガが快勝しましたが、友一騎手の第四コーナーの動きとか見ると好騎乗が違った形で見れます。
前や横にいる馬の手応えを自身の騎乗している馬の手応えと比較し、どこを通って外に出すか判断しているのが分かると思います。
好騎乗だから勝ったという判断もありますが、好騎乗に応える馬であるという評価を私は併せてしたいということです。
後は道中の細かな接触とか、内を開ける馬が多い中内を通らざるを得なかった馬の巻き返しとか見えてくる事は多いかと思います。
逆に荒れた内を通って快勝したようなら血統を調べるなど、関連性も高いです。
パトロールビデオを見直すこと、オススメです。
他にも色々
他にも色々とあるのですが、今日はパドックとパトロールビデオを見直す点をご紹介しました。
もうやってるって方もいらっしゃると思いますが、何か参考になると幸いです。
これは馬券的にも役立つと思いますし、出資馬ならより深く知る事が出来ますし、騎手の癖や技術を知り、そのレースで良かったこと恵まれなかったことを知れるはずです。
単に勝った負けただけではもったいないです。
特にパトロールビデオを見直すのは、競馬に対して新しい発見、より競馬が面白くなる要素の発見に繋がるかもしれないのでオススメです。
他にも今後私がやっている事ご紹介したいと思いますので、ご興味がありましたら是非。
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