血統は、父ドゥラメンテ×母シャムロッカー×母父O’Reilly
ラストタイクーン4×3という珍しい血統になりますが、兄サトノシャロームも父ロードカナロアですからラストタイクーン4×3となっています。
兄サトノシャロームはラストタイクーン(G1・BCマイル勝ちの他、芝1000好成績)とStorm Bird(芝1400のG1勝ち)のクロスがありながらも芝2000以上で走っています。
サトノシャロームは脚が長く、走りが伸びて大きなフォームですから、やはり距離適性は2000辺りかそれ以上と考えるのが自然でしょう。
何故ロードカナロア産駒でラストタイクーンとStorm Birdのクロスがありながらもこういう走りでこういう距離適性になるのかは、Mill Reefが前に出ているから…かなと思います。
ドゥラメンテ×シャムロッカーですとラストタイクーンのみのクロスで、Storm Birdのクロスが無い分Mill Reefがもっと前面に出てリスグラシューの母リリサイド的な役割(遅咲きではあるが本格化した時の中長距離で走る)を果たすかもしれません。
現時点のドゥラメンテ産駒の走るパターンとは異なりますが、母としての見込みも大きいだけに面白いと思います。
仕上がりが遅く、鈍足っぽい感じになるのが怖いですが牝馬という点が上手くプラスになればと思います。
キャロットクラブでの募集であれば、母になった時スピード種牡馬との組み合わせが見てみたいですから個人的には非常に価値のある1頭だと思います。
※最終判断は個人でお願い致します。
※以下、同ブログ内に記載したキャロット募集ドゥラメンテ産駒の記事
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