血統は、父ハーツクライ×母テルアケリー×母父Tapit
まず最初に言いたいのは母父Tapitに関して言うと牡馬の場合、芝だと最高で1勝クラスを勝ち上がっただけに留まっています。
それが母父Tapitの牝馬の場合は、芝重賞4勝で内グランアレグリアのG1勝ちを1つ含みますから牡馬との差は現状歴然です。
母父Tapitの牡馬で芝の勝利は全部で4つなんですが、その4つ全て父はディープインパクトです。
テルアケリーの19の全兄シティーオブスターは芝3回走って4着2回で、ダートに転向して2連勝しています。
母父Tapitの牡馬は圧倒的にダート勝利が多く、この全兄シティーオブスターを見てもテルアケリーの19はダート馬と考えるのが自然です。
最近のハーツクライ産駒がダートで活躍しているのを考えれば、テルアケリーの19もダートでの活躍が期待出来ます。
もちろん芝での活躍の可能性はあるでしょうが、やはりダート馬と考えるのが自然です。
母テルアケリーにはSeattle Slew、Mr. Prospector、Storm Birdがあり、ハーツクライと組み合わせて芝での活躍が見込める雰囲気はあるのですが肌がTapitとなるとダートに振れる可能性は高いという事でしょう。
全兄の成績からもある程度の結果は出せそうですから、値段次第では。
ただ何故ハーツクライを付けたのかちょっと狙いが分からないだけに、個人的には見送りたいです。
セレクトセールに出して買う人がいるかはちょっと疑問ですからね。
※最終判断は個人でお願い致します。
※以下、同ブログ内に記載したハーツクライ産駒の記事
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