血統は、父キズナ×母アイリッシュシー×母父Galileo
キズナはAlzao×Storm Catが成功のカギであり、AlzaoにはNorthern Dancer(筋肉とパワー)・Sir Ivor×Princequillo(柔軟性とスピードとキレ)・Roman(純粋パワー)があります。
そしてStorm CatにはNorthern Dancer(筋肉とパワー)・Secretariatから引くNasrullah×Princequillo(スピードとキレ)・Eight Thirty(筋肉の締めと力強さ)を持っており、Alzao×Storm Catはお互いに馬の能力を高める血統を持ち、支え合っているのです。
つまりキズナ産駒は充分キズナから必要な血統を引いていますから、母に何を用意するか、もちくは上記と同じものを用意して総合力を高めたりと、方向性を示すのが良いのかもしれません。
アイリッシュシーにはSadler’s WellsとNureyevからNorthern DancerとSpecial・CozzeneからNasrullah×PrincequilloとSir Gaylord(Alzaoが持つSir Ivorの父)・In RealityはWar RelicのクロスですからEight Thirtyの様な筋肉の締めと力強さをサポートします。
つまりアイリッシュシーはキズナが成功した要因と言える血統をひと通り所持しいますし、BuckpasserもありAlzaoのAtticaと近い血統構成ですからキズナの相手として「文句なし」と言って良いかと思います。
しかもDanzig持ちですから、盛り込み過ぎて心配になるくらいです。
この「怖いくらい揃っている」のが個人的には凄く好感なのですが、この線引きは人それぞれでしょう。
今年のシルク募集の中でも個人的トップクラスの興味が沸く血統構成です。
Sadler’s WellsとNureyevがぶつかるのが怖いですが、Cozzeneやその他のNasrullah×Princequilloが上手いことアイリッシュシーの19に伝わっている様なら最高かと思います。
※最終判断は個人でお願い致します。
※以下、同ブログ内に記載したキズナ産駒の記事
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