天候は朝から雨が降るかもしれませんし、なんとか曇りのままレースを迎えられるかもしれません。
１枠１番なだけに馬場は気になるところですが、これは黙って見守るしかありません。
なので簡単に出走メンバーを見ていきます。
・カトルショセット
Twitterでも書きましたが、母フォーシンズにChief’s Crownに加えMill Reef(NasrullahとHyperion)というハーツクライには持って来いの血統です。
母父Sinndarはクインズムーン同様に愛国産で、英・愛ダービーと凱旋門賞を勝った超名馬で中長距離タイプ。
母も芝2000の重賞勝ち馬ですから、まさかカトルショセットとクインズムーンが対決するとは…
母父父Grand Lodgeが芝1400～1600勝ちでその父Chief’s Crownがダ1200～2000勝ち馬ですから、この２頭の血がカトルショセットには出ているのか。
そのChief’s CrownはBCジュヴェナイル勝ちで早期始動も納得、かつ1200の距離でデビューも頷けます。
調教も前脚の力強さが目立ち、Chief’s Crownらしいのか…パワー充分です。
・リルブラーヴ
父サクラゼウスという珍しい馬で、父父はサクラバクシンオーです。
サクラゼウス産駒の芝成績は福島1200の１勝のみで、サクラゼウス産駒の函館・札幌出走はなし。
その１勝を上げたサクラベルカントは３歳未勝利戦にて中央３勝・４勝を上げた馬に勝っている点から仕上がりはもう少し先も能力はしっかりあるでしょう。
・カイザーノヴァ
モーリス産駒でサンデーサイレンスとSadler’s Wellsのクロスを持ちます。
Sadler’s Wellsのクロスが早期始動をサポートした感じで、Gone Westさがある様ならこの距離でも走れそうな雰囲気です。
少し頭が高い走法も、雨予報の函館芝では力強く走れそうです。
・ロゼット
ルーラーシップ×ディープインパクトは芝1200未勝利。
ただ芝1400での勝ちがあり、新馬の芝1200ならペース次第で充分こなせる範囲でしょう。
7/2の函館芝での追い切りはまずまず動いていますし、なんとなくこの距離でデビューはルーラーシップ×リボンフラワーなら牝馬の方がキレそう。
・イズジョードリーム
キンシャサノキセキ×サクラバクシンオーで芝1200はドンピシャで同じ組み合わせのモンドキャンノが函館芝1200でデビュー勝ち…追い切り動画が無いのも不気味で怖い存在です。
・サイタオフェーリア
カトルショセットと同じタイミングで追い切りで、サイタオフェーリアの母父はWild Rushですから先行出来ると１本調子な部分が活きて粘り込みそうな血統です。
・カルフレグランス
父カリフォルニアクローム×母父エスケンデレヤですからダート色を感じさせるも、この時期の函館芝1200はダート色があっても走るだけに軽視禁物。
カトルショセットとサイタオフェーリアと同じタイミングでの追い切りで、大きく外を走っただけで遅れは気にならないでしょう。
・リツィタル
ミッキーアイル×クロフネでNureyevクロスを持ちます。
ミッキーアイル産駒のデュアリストがダートで勝ち上がり、リツィタルの追い切りの反応が少し悪い感じから芝でいきなりはどうかなといった印象です。
…結構面白いメンバーが揃っていて、それぞれ色が違って楽しみです。
カトルショセットは個人的にハーツクライ産駒好きとあって以前から注目していました。
ですが先ほど書いた通り、クインズムーンと対決するとは…少なくと可能性としてノワールドゥジェと対決なら想像していました。
クインズムーンが父Gutaifanで洋芝は問題なさそうに見えますが、血統を見ていくと軽い芝であったり、もっとスピードを活かせる直線オンリーの馬場の方が向く可能性も否めません。
最内を引きましたが、クインズムーンの真面目さからしてスタートや二の脚はしっかりしてそうなので不安は少ないですが週中で競馬に絶対はない、そう感じた方が多いと思います…新馬戦は尚更です。
クインズムーンが勝つ。
そう信じているのは当たり前で、とにかく無事に出走し無事に帰ってくる事を祈ります。
※好き勝手なこと書いてしまい関係者の皆様、出資者の皆様、気にされましたら大変申し訳ございません。
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