血統は、父ロードカナロア×母シェリール×母父サンデーサイレンス
母シェリールはHigh Top持ちでHyperionが多く、サンデーサイレンス持ちですが種牡馬次第では簡単にアウトブリード型になるため晩成傾向になりやすいのが特徴です。
High Topが硬さと言いますか晩成傾向に導いてしまう部分があるのですが、今回柔軟性の代名詞レディブラッサムを母に持つロードカナロアを持ってきたのは個人的に凄く良いと思います。
そして母シェリールの血統構成がアウトブリード型ですから、Northern Dancer５×５×４とSecretariat×Syrian Seaの全きょうだいクロスのロードカナロアはプラスに働くと思います。
あとはレディブラッサムの持つIn RealityのWar Relicクロスと、ジェドゥーザムールの持つWar Relicが体を引き締める（ダートや短距離向きになる）だけにそこが結果的に母シェリールの持つ硬さがシェリールの19にも出てしまうと仕上がり面やスピードで苦労する可能性も出てきます。
もちろんWar Relicだってパワー面で大切ですから、とにかく母シェリールとロードカナロアが硬さと柔軟さがお互いに支え合う可能性は充分あります。
シェリールの仔は結構長めの距離で活躍していますが、ロードカナロアが父になってどうなるか気になりますね。
In Realityがクロスされている訳ではないので、War Relicがシェリールの19の前面に出てくる可能性は低そうなだけにマイル以上もこなせるのでは。
スピードを活かすというより、その体質を存分に発揮するタイプですから距離はあった方がいいですしロードカナロア産駒も最近長い距離で走る馬も出てきています。
ロードカナロア産駒の中でも珍しいタイプですから、魅力的と思ったら行くべきかもしれませんね、なかなか出会わないタイプだと思うので。
※最終判断は個人でお願い致します。
※以下、同ブログ内に記載したキャロット募集ロードカナロア産駒の記事
コメント