オーシャンビーナスの19（シルク2020年度１歳馬募集）

血統は、父モーリス×母オーシャンビーナス×母父リンカーン

エクレールアンジュの19と近い血統構成となっています。

グレースアドマイヤにはトニービンがあり後駆のパワーを補いつつ、Sadler’s WellsクロスでSpecialのスピード面も補強しています。

カーネギーの持つRivermanはナスキロでスピードと切れ、グレースアドマイヤの持つトニービンでスピードと粘りですからモーリスの良さを引き継ぎつつRobertoの手先の強さとトニービンの後駆…上手くバランスが取れると面白そうです。

後はサンデーサイレンスのクロスとノーザンテーストのクロスがどういう風に影響するかでしょう。

モーリス側はランニングヒロインとカーネギーの持つ血統のみ母オーシャンビーナスとクロスされていて、これはもしかしたら功を奏す形になるかもしれません。

Mr. Prospectorも１本で、Secretariatのナスキロもありますから、ほどよく柔軟性も出るとスピードに乗るかもしれません。

個人的にはSadler’s Wellsのクロスがある分ノーザンテーストのクロスを望んでいないのですが、歩様が柔軟性あれば良いかなと思います。

後駆をパンとさせたいタイプにNorthern Dancerは必要ですが、モーリスは充分Northern Dancerを持っていますからね。

オーシャンビーナスの19もやはりパワー寄りな印象です。

※最終判断は個人でお願い致します。

※以下、同ブログ内に記載したモーリス産駒の記事