2020.4.4(土) 阪神11R コーラルステークス(L) レッドルゼル 1着
母母父にフジキセキでIn Reality5×6になる分体形はコロンとしないのか、と毎回パドックで思ってしまう。
In Realityが薄くなり、ほどよい胴の伸びがあのダイナミックなフォームになるだろうか。
カナロア産駒らしい落ち着いたパドックでありながら、レースはパワフルに走りますよね。
そこが成績に反映されていて、まさしく理想のサラブレッドです。
距離は延びても問題ないと思いますが、性格や厩舎を考えるとこの辺りの距離がベストか。
個人的に好きなタイプの馬。
前走、前々走とダ1200の距離で11秒前半のラップの中ポジション争いが落ち着いた辺りで徐々に押し上げられる余裕を見せており、心肺機能は充分上で通用するレベルにあるのは明白でした。
無論、脚力はいつも上がりをまとめてますから言わずもがな。
スタートをクリアして楽に先行するも左右に挟まれる形。
それでも無駄なファイトはせず、淡々と流れに乗っていきます。
川田騎手の形であり、レッドルゼルの形でもありますからナイスコンビですね。
最終コーナーはフュージョンロックの手応えを見るとすぐ外の進路を選び、直線はもう前を交わすだけで後ろは気にする必要ないと思わせる低重心の大きなフォームでグングン伸びていきます。
ベテランのサクセスエナジーを競り落とし完勝でした。
それにしても直線のフォームは低い重心で首も沈み込みながら脚が上がるカナロアらしい絵になる走り…カッコいいです。
この大きなフォームが地方でどうなるか気になる部分ではありますが、この心肺機能ですからね…
どうにでも出来そうなのも同時に思う所です。
重苦しかったというコメントも出てるようですが、それであの競馬ですもんね。
まだまだ研ぎ澄まされそうだし、先々が楽しみになるばかりです。
いやはや、このカナロア×フジキセキの形が理想かもですな…勉強になります。
※好き勝手なこと書いてしまい関係者の方、出資者の方、気にされましたら大変申し訳ありません。
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