2020.3.15(日)中京10R 沈丁花賞 3歳1勝クラス ヴァンタブラック 2着
ノワールドゥジェ(プチノワールの18)に出資しているだけに、ヴァンタブラックは非常に気になります。
タイプは違えど、これは見逃せません。
新馬戦は京都ダ1800と今回の中京は同距離とはいえ、左回りや坂、近くではあるが遠征と色々と課題となるレース選択でした。
新馬戦ではスタート直後少しもたつきながらも鞍上が促し前へ。
ちょうど中団当たりのポケットを確保できたのは結果的に大きかったし、促せば前に取り付いていけることも分かりましたね。
いかにも大型馬のレース振りで促し促しの道中と最終コーナーを見るとヒヤヒヤします。
しかし直線入ってスピードに乗ると、大地を揺らす豪快なフットワークでレースとファンを鷲掴みにしました。
新馬戦終わって思ったのは、兄弟同様Bustedの血がクロスされているとスタミナ寄りに出ますね。
しかしヴァンタブラックは持ち前の馬格とパワーが凄いし、芝でもという鞍上のコメントが出たように何か今までのプチノワールっ仔とは違うかもしれません。
プチノワール特有の煩ささや神経質な面もレースを見る限りないし、これはレース経験が直接実力の糧になりそう。
そして今回の沈丁花賞。
スタートは新馬同様促しながらとなりましたが、2Fのスピードアップも促し促しでも難なく対応してポジションを確保。
スローとなりながらも5Fのペースアップの時少し置いていかれる場面もあるが、これも促し促し徐々に流れに乗っていきます。
鞍上の促しに応えながら追走とはなっているが、どこか涼し気なんですよね(笑)
最終コーナーも促しながらも再内を綺麗に回っているし、豪快かつ綺麗に回ってきます。
新馬戦同様、ヒヤヒヤしてしまいますが手応えがない訳ではないですからね…パッと見不安になるのも事実(笑)
直線に入るとちょっとミティルを交わす際にロスが生じてしまいましたが、進路が出来るとやはり豪快に伸びていきます。
最後は半馬身差…これはコメント通り最後スムースに外へ出せていたらと思わせる結果でした。
逃げたマカオンブランは勝ち上がった左回りに鞍上とプラスポイントが。
人気は落としていたが、自分の競馬が出来ていましたからね。
ヴァンタブラックは少しロスがありまあしたが、内容は何も悪いところ無いかなと。
1勝クラスは全く問題なくクリアできるかと思います。
今後はより緩急のあるレースになった時、捲る馬がきてレースの展開がガラリと変わった時いかに対応できるかでしょうね。
落ち着いた性格というのが悪く出ることもあるかもしれません。
それでも圧巻の馬格というのは手に入れたくても手に入らないし、個性的な馬って見ていてワクワクさせるし今後が楽しみになります。
それに芝の選択肢もあるし、なんならペースの厳しいレースでもずっと伸び続けそうな心肺機能とタフさがクラス上がって活きてきそう。
もはや同世代のスロー展開が厄介かと思わせますよね。
新馬勝ちしてますし、先輩たちとレースという方がなんなら良いかもしれません。
一口的にも競馬ファン的にも魅力が詰まった馬で非常に楽しみです。
※好き勝手なこと書いてしまい関係者の方、出資者の方すみません。気にされたら大変申し訳ありません。
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