血統は、父ハーツクライ×母マンドゥラ×母父Danehill Dancer
ハーツクライ×Danzigと言えばシルクでサリオスが大活躍をしていて、ワーケアも同じような組み合わせです。
よりDanzigなのはサリオスで、朝日杯の様に２歳でありながら筋肉豊富で２歳でありながら前にグンと行ける後駆の感じはDanzigならではかと思いますし中山の狭さも苦にしないのもDanzigだからこそかと思います。
マンドゥラの19はそんなDanzigに3/4Northern Dancerが綺麗に揃っていて、血統的には素晴らしいと思います。
同じくシルクのポレンティアがサリオス同様ハーツクライ×Danzig×Nijinskyの組み合わせなんですが、牡馬牝馬の違いはありますしポレンティアは「次走函館予定と出たのでどんな走りをするかを見る」ことがマンドゥラの19を検討する上で大事かと思います。
マンドゥラの19にはNijinskyが８代まで見て無いので、牝馬の場合Nijinskyの有無が判断材料になるかですね。
ただ５勝しているアロハリリーにはNijinskyが入るんですよね。
牝馬の場合ハーツクライ×DanzigにMr. Prospectorが入るのがアロハリリーとメイズオブオナーなんですが、マンドゥラの19の様にMr. Prospectorが入らなくてもアドマイヤミヤビやシャドウディーヴァがいます。
メイズオブオナーは８代までにNijinskyが無い点はアロハリリーやポレンティアと違うのですが、メイズオブオナーだって４勝を挙げていて切れ味があります。
書いていると訳わからなくなりますが、要はマンドゥラの19にはNijinskyが無ければMr. Prospectorも無い点は気にした方がいいの「かも」という事です。
ただ、NijinskyもMr. Prospectorも入らず綺麗な3/4Northern Dancerを持っているだけで充分という可能性もあります。
あくまでハーツクライ×Danzigの活躍馬を見るとNijinskyもMr. Prospectorも入っていただけで、それが無いからマンドゥラの19には期待出来ないとは言えません。
むしろ牝馬なのでシンプルになって良い場合もあるだけに、興味は個人的にあります。
マンドゥラの仔は今の所ブーザーだけしか走っていない点は気になりますが、ブラックタイド産駒の兄ブラウシュヴァルツがどういう走りをするか確認出来るならしたいですね。
母マンドゥラの姉にマンデラがいて、マンデラにハーツクライは付けてないですし血統だけでは判断が難しいですがマンドゥラの19の血統は悪くないだけに歩様や馬体の確認も大事になってくるでしょう。
ヌーヴォレコルトの様にハーツクライ×Danzigに加えRivermanやNureyevといったスパイスがあれば尚良しと個人的には思ったりするので悩ましい馬です。
※最終判断は個人でお願い致します。
※以下、同ブログ内に記載したハーツクライ産駒の記事
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