血統は、父ハーツクライ×母ミュージカルロマンス×母父Concorde’s Tune
これまで母ミュージカルロマンスにはディープインパクトが付けられてきていて、ハーツクライは当馬ミュージカルロマンスの19が初となります。
母ミュージカルロマンスの初仔であるキラーコンテンツは、初仔でありながら500kgもあり馬格に恵まれています。
セリユーズも同じ様に馬格に恵まれていますが、フォアシュピールは同じディープインパクトながら450kg辺りと母ミュージカルロマンスのこれまでの傾向と異なります。
それでも新馬勝ちしている様に、母ミュージカルロマンスの優秀さが伺えますが中サイズに出て成績がグンと上がった訳ではないためディープインパクト×ミュージカルロマンスの組み合わせに限界があるとも考えられます。
そういった点に加え、これまでのミュージカルロマンスっ仔の馬格の面を考えると父ハーツクライに替わるのは結構良い可能性がありますよね。
母ミュージカルロマンスに母父Concorde’s Tuneは共に米ダート短距離馬です。
こういった米ダート成績を収めた母にハーツクライは合う傾向はあります。
ハーツクライ産駒特有の緩さを米ダート馬の筋肉質な面がサポートしてくれますし、前向きさをも伝達してくれれば早期から活躍も期待出来ます。
血統は５代クロス無し。
Seattle Slewが５代に顔を出し、伸びやかな胴を持つようなら距離は持つでしょう。
後は米ダート馬×ハーツクライで気性がどう出ますかね。
母ミュージカルロマンスも母父Concorde’s Tuneも米ダートの短距離馬ですから、ミュージカルロマンスの19がこれまでの兄弟の馬格を考えるとダートでの活躍もあるでしょう。
ディープインパクトとの組み合わせであれだけの馬格になるのですから、自然とミュージカルロマンスの19がダートに振れる事を想像してしまいます。
ただ、ハーツクライ産駒らしいスラリとした脚やハーツクライ産駒らしい胴が見られる様なら、兄弟の馬格がハーツクライ産駒らしい緩さをサポートしてくれる可能性は秘めており母ミュージカルロマンスの持つ米ダート馬らしいパワーとスピードが上手く伝わる事もあるでしょう。
キャンディケインも同じ様なパターンですね、鎧はハーツクライで中身は米ダートらしいパワーとスピードで芝を走る、といった様に。
それにクロス無しで頑丈なら、しっかり鍛える事も可能でしょう。
個人的には何かしらクロスがあってスパイスが欲しくなるのですが、ミュージカルロマンスの19に関して言えばハーツクライ替わりが良いと思うかどうかでしょう。
Nasrullahが見られる母ミュージカルロマンスを考えればディープインパクトとの相性は個人的に首が傾くだけに、Seattle Slewがあるんだったらハーツクライに替わるのが良いと思っています。
後は値段だったり、歩きでの判断が重要になってくるでしょう。
ディープインパクトからのハーツクライ替わりを狙う方は良さそうと感じます。
※最終判断は個人でお願い致します。
※以下、同ブログ内に記載したハーツクライ産駒の記事
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