少し前に「2020年新種牡馬デビュー:ドゥラメンテ(同ブログ内リンク先)」にてドゥラメンテ産駒について少し書きましたが、これまでのドゥラメンテ産駒を見るとやはりSpecial等で締めるのが先ずは効果的なのかなという印象です。
7/25・7/26で活躍したドゥラメンテ産駒は、Nureyevやフレンチデピュティ(Vice Regent)、ノーザンテースト、Mr. Prospector×フレンチデピュティ(Vice Regent)などが入っていました。
エアグルーヴが晩成っぽくさせるだけに、早い段階で活躍させるには確かに上記血統が母にあるのは良いのかなと思います。
単純に米血統なんかも良いかもしれません。
あとはアスコルターレやダノンシュネラのようにデインヒルも良さそうです。
ハーツクライ産駒を早くから活躍させるために必要な血統と似ていますね、エピファネイア産駒とも近い内容です。
そして何で新潟で…というのも気になりますが、長い直線でスピードに乗ると安定した走りが出来る…短い直線でパンと加速するより徐々にスピードに乗りスピードに乗ったらグンと伸びるイメージでしょうか。
ドゥラメンテは中山で爆発的な脚を見せましたが、産駒にもそれが伝わると史上最強の種牡馬になっちゃうので(種牡馬の全能力を伝える事はほとんど無い)どちらかと言えば直線の長い東京向きの部分がドゥラメンテ産駒には伝わったのでしょう。
スワーヴエルメが福島で2着だったのも頷けますし、どちらかと言えば不得意なコースで2着なら良し…そう考えることも出来ます。
こうなると大体のドゥラメンテ産駒は広いコースで活躍の可能性が高いかなと思いますし、秋の東京開催や阪神(京都)外回りなどで仕上がりレベルも高くなってくる相乗効果でさらに躍進もあるかもしれませんね。
もっと仕上がってくれば、ドゥラメンテの皐月賞の様な大爆発で短い直線もこなすかもしれません。
シルク募集のドゥラメンテ産駒も、コケレールの19はMr. Prospector×母Northern Dancerクロス持ち。
アドマイヤテレサの19は、Special×母Northern Dancerクロス持ち。
ハイドバウンドの19は、Mr. Prospector×Nureyev(Special)持ち。
プリティカリーナの19は、Mr. Prospector×Fappiano×Storm Bird持ち。
ルシルクの19は、フレンチデピュティ(Vice Regent)持ち。
単純な考え方ではありますが、今年のシルクのドゥラメンテ産駒募集馬は現時点で活躍の下地があるのではないでしょうか。
個人的にはドゥラヴェルデのBlushing Groom持ちがお気に入りです。
まだまだ決めつけるのには早いですが、エアグルーヴの血が秋にどう暴れるか楽しみです。
コメント