血統は、父ロードカナロア×母サンドクイーン×母父ゴールドアリュール
母サンドクイーンはゴールドアリュールからサンデーサイレンスを引きつつ、ニキーヤとフェアリードールという超名牝からNureyev3×3を持ち出しています。
ニキーヤとフェアリードールを持つサンドクイーンはかなり魅力的な繁殖牝馬です。
ニキーヤとフェアリードールはNearcoとHyperionのクロスが同じで、それに加えニキーヤはNorthern Dancerの強いクロスを、フェアリードールはNative Dancerのクロスを持っており似た者同士の中にも特色をそれぞれ持つだけに主張が強い組み合わせです。
そこに柔軟さを伝えるロードカナロアを配した事で、何か良い落ち着きが生まれそうでバランスの取れた配合かなと思います。
ロードカナロアと相性の良いNureyevを持ち、Hyperionで粘りも増強させパワーやスタミナ、底力は充分のサンドクイーンはロードカナロアにとって素晴らしいお相手ではないでしょうか。
柔軟さとスピード不足のサンドクイーン側から見てもロードカナロアは素晴らしいお相手で、なかなか素敵なカップリングに感じます。
サンドクイーンの20自身はNureyev5×4×4、Northern Dancer5×5×5と体質の締まりはしっかりしているだけに、やはりパッと血統を見た通りダートでの活躍が期待されます。
サンドクイーンの20を見るに当たって参考にしたい馬のロードカナロア×ラバヤデール(サンデーサイレンス×ニキーヤ)のルコルセールもダート替わりで一変しましたね。
ルコルセールの初ダートは重馬場でスローとあって逃げた馬が1着、2番手で進めた馬が2着と展開が恵まれなかったのですが、2戦目は良馬場で松山騎手も力を確認済とあって8馬身差の圧勝。
将来が楽しみな馬ですよね。
それだけにサンドクイーンの20にも期待してしまいます。
早く馬体を見てみたい1頭であり、個人的には好みの血統です…
※最終判断は個人でお願い致します。
※以下、同ブログ内に記載したシルク2021年度1歳募集馬ロードカナロア産駒の記事
コメント