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ラヴォルタ ~ひとつの物語~

出資馬あれこれ
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1/30(土)東京6R新馬戦にて出資馬のラヴォルタ勝利です。

個人的には昨年出資馬が0勝だっただけに、久しぶりの勝利の味…こんなにも最高でしたね、思い出しました。

それでは先ずキャロットのコメントを。

21/1/30 田村厩舎
30日の東京競馬では五分のスタートからニの脚が速く2番手から進める。そのまま直線へ向かうがすぐには追い出さず、周りの動きを見ながら満を持して追い出すと抜け出し、最後は後続の追い上げを抑えて優勝。「会員の皆様おめでとうございました。本当によく走ってくれましたね。今だから言えますが、北海道にいる頃に見せてもらった時は皮膚病が酷くて正直たどり着けるのだろうかと心配になっていたほどだったんです。牧場でも最初の頃は思うようにトレーニングできない…と苦しがっていましたが、それでもあきらめずに牧場のスタッフの皆さんがこの馬を良くしようと地道に接してくださったおかげで、上がってきてからは無事に本州へ渡れましたし、トレセンにもたどり着いてくれました。ゲート試験、その後の天栄での調整も比較的順調にいき、再入厩後も順調に行ってくれました。理想を言うと来週がベストの仕上がりで臨めると思っていたのですが、今の状態でも対応してくれるはずと思っていましたし、除外で延びることで体調面がどう変わるかわからないところもありましたから抽選を突破したことは素直に喜んでいました。枠の並びを見て、バローズさんの馬が外でラヴォルタが内なのはいいな、逆だったら嫌だったなと思っていたのですが、見事に先手をとり、好位から押し切るという堂々たる競馬を見せてくれました。上がってきたルメールも“楽勝”と言っていましたよ(笑)。感触的には“スプリンターぽいところがあるし、おそらく使った次は気が入ってくるので距離を延ばすよりは詰める方がいいと思う”とも言っていました。良い勝ち方をしたところなので我々としても気持ちが入ってしまいますけれど、これまでの経緯を考えると詰め込み過ぎるのは良くありません。先々良くなってきてくれると思いますし、ここは馬の今後の成長に期待し、慌てない形で考えてあげられればと思っています」(田村師)体質面の弱さから時間をかけて育成されていましたが、慎重に進めてきたことで本州へ移動してからは比較的順調に来ることができました。ゲート試験合格後に放牧に出していたNF天栄、そして再入厩後のトレセンでの動きは良く、期待を持てる状態でした。理想を言うと来週が万全の仕上がりで臨めそうな状態ではあったのですが、ここで抽選を突破したこと、リーディングジョッキーを背にしてデビュー戦へ向かえたことは運もあるのではないかと思っていて、見事に期待に応える走りを見せてくれました。まだまだこれから良くなる馬ですから、これまでのことを忘れないように肝に銘じながら大事に育てていければと考えています。まずはレース後の状態をしっかりと確認してから今後について検討していきます。

な…長い(笑)

ものすごく愛を感じます。

皮膚病との闘いは長かったのですが、まさかそんなにも酷い状況にあったとは…ラヴォルタちゃん自身ももちろんですが、ラヴォルタちゃんに携わった方々の日々の努力の結晶が今日の勝利だったのですね。

尚更感動してしまいますね…本当に陣営の皆様ありがとうございました。

北海道に居た頃はガクンガクンとなる様な走りで、体がしっかりしていない時期がありました。

そのなかでトレーニングに取り組んだラヴォルタちゃんは走るのが辛かったのかなと…

それでも皮膚病との闘いにもめげず陣営の方々の努力もあり、走りがしっかりとしてきた頃にゲート試験1発合格。

もしかしたらこのゲート試験合格辺りからラヴォルタ自身がしっかり走れる自分に自信を持ってきたのかなと、それで精神的に少し良くなって皮膚病も落ち着いたのかなと…素人の妄想ではありますが勝手に思っていました。

実際の所は当然わかりませんが、本当にデビュー出来て良かった。

ラヴォルタの様に大きな壁を乗り越えてデビューした馬はたくさんいると思いますが、こうも身近にいるとなるとやっぱり馬は凄いなと、携わる方々は凄いなと改めて思います。

良かった、本当に良かった。

レースを見てすぐに思いました。

努力された方々が報われたのかなと。

それでは私なりのレース感想を。

後で何度も何度も見る予定なので気になったことがあれば追記していきます。

先ずは1度見た感想ですね。

パドックでは胴が詰まりながらも脚は結構スラリとしているのが特徴で、カナロアっ仔らしいIn Realityクロス持ちらしい体型という印象でした。

枠ですがラヴォルタちゃんは少なくとも精神的にタフでは無さそうかなと思っていたので、少し外の偶数枠は個人的に良かったと思います。

スタートはなかなか良くて二の脚は抜群で、首の振りやレース中に垣間見える体型はやはりスプリントタイプだなと思いつつ、なかなか珍しいタイプの体つきだと感じました。

スタート直後の走りから引っ掛かるのかと思いましたがスローの流れをきちんと先行して行きたがる事なく、道中流れに乗れたのは素晴らしいと思います。

この辺りは流石ルメール騎手ですし、落ち着いて対応したラヴォルタも偉いなぁと。

直線向いてひとつふたつ呼吸を置いたのはルメール騎手が「楽勝だった」と言って頂いた証でしょうか。

追い出してから思ったより伸びなかったので距離がやはり長かったか…と歯を食いしばりましたが、凌いだのは能力があるからこそでしょう。

勝ち時計は平凡です。

ですが調教的にベストは来週、これまで皮膚病との兼ね合いで強い追い切り本数が少ない、血統的にはIn Realityのクロスで胴が詰まりスプリントタイプ…などなど少々気になる点があるなか勝利しました。

メンバーがと言う方も出てきそうですが、人気馬みんなそれぞれ何か抱えているような感じでしたし特に東京マイルは長いと思っていましたから今日のレース内容から個人的には大満足です。

例えラスト差されていてもです。

今後も体質との兼ね合いでベストな状態でレースに挑める機会が少ない可能性があるだけに、今日の様な逆境を乗り越えた勝利は大きな大きな収穫だったのではないでしょうか。

直線は何度か手前を替えているのかなぁという印象で、ルメール騎手や田村調教師の言うようにスプリント寄りの距離での走りが見てみたいですね。

今後体質が良くなれば…そう思うレース内容だったと思います。

伸びしろは充分ありますから、今後も無事ならとても楽しみです。

とにかくもう感動しました。

ラヴォルタ&陣営の皆様改めて感謝申し上げます。

※当ブログはキャロットクラブ様より転載許可を得ています

※以下以前のラヴォルタ記事(同ブログ内リンクです)

ラヴォルタ(キャロット2歳)

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